2021年 09月 05日
花あれこれ
キノコにかまけてるうちに、
花の写真が溜まっていました。
あまり時期遅れにならないうちに、
ここらで少し花の巻。
ヘクソカズラ(屁糞葛)アカネ科ヘクソカズラ属
インパクトの強い名前。
サオトメカズラという別名の方がピッタリの、
清楚な花なんですが・・・。
ヤイトバナという別名もありますね。
ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)タデ科イヌタデ属
こちらもインパクトの強い名前。
茎のトゲは、触ると実際かなり痛いです。
花はミゾソバ(溝蕎麦)によく似て、
でも少し地味。
2枚上にも写っていましたが、ここにもカメムシが・・・。
ハリカメムシ(針亀虫)かホソハリカメムシ(細針亀虫)ですね。
仲良しなんでしょうか?
ミズヒキ(水引)タデ科イヌタデ属
見た目は違いますが、
こちらもタデ科イヌタデ属です。
キンミズヒキ(金水引)バラ科キンミズヒキ属
名前は同じミズヒキですが、こちらはバラ科キンミズヒキ属。
いかにもバラ科の花らしく、雄しべが多いですね。
センニンソウ(仙人草)キンポウゲ科センニンソウ属
こちらは雌しべも雄しべも多い。
あたり一面甘い匂いが漂います。
昔、母がパタパタ顔にはたきつけていた、
丸い箱に入った粉の匂いです。
ヤブラン(藪蘭)キジカクシ科ヤブラン属
群生してることが多いヤブランですが、
こうして1本スックと立ってると、
また違った感じでいいですね。
ナンバンギセル(南蛮煙管)ハマウツボ科ナンバンギセル属
しおらしくうなだれて見えるところから、
「思い草」という別名もありますが、
実際はススキなどイネ科の根に寄生する寄生植物。
「道の辺の尾花が下の思ひ草今さらさらに何をか思はむ」
という歌で万葉集に登場しています。
万葉の昔からススキに寄生していたわけですね。
そして万葉の人もよく見てたもんですね。
ということで、
とりとめもないままに花の話あれこれでした。
おつきあい下さり有難うございました。
ではまた。
by burantei
| 2021-09-05 18:42
| 草花・自然
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