2020年 06月 24日
猫に灯が燈る
ブランは9歳半、
まだまだ老猫ではないのに、
この頃動きがおぼつかなくなった。
高い所に登れなくなって、
床で寝てばかりいる。
獣医さんは、
体が弱ったのではなく、
脳神経の不具合だろうと言う。
脳に異常があるというのは、
9年前、
ブランが来た時から指摘されていた。
頭がフラフラして、
ジャンプもできず、
膝に抱くとただじっと抱かれている猫だった。
その障害が治ったわけではないだろうが、
やがてジャンプも出来るようになり、
障害を感じさせることはなくなった。
むしろ人一倍(猫一倍)敏捷な猫になった。
どんな灯がブランの中に燈ったのか。
猫じゃらしで狩りをさせると、
動かす先を読んで瞬時に的確に捉える。
本気でやってもいつも人間が負けた。
じっと抱かれているなんてことはなくなった。
1年後にルテンが来ると、
今度は母性本能のスイッチが入った。
粗暴なじゃじゃ馬が、
穏やかで優しい母さんになった。
これは数日前の光景。
寝ているブランにルテンがくっつく。
グルーミングする。
ブランもお返し。
子猫返りしたのか?
ブランの尻尾で遊ぶルテン。
これは昔の光景。
ルテンが来たばかりの頃。
よくこんな風に遊ばせてた。
ブランとルテン、
お互いが相手に灯を燈した。
押さえ込まれていた障害が、
頭をもたげてきたらしい。
ぐるぐる回りも頻繁になった。
もともと耳が聴こえないのに、
今では視力まで落ちているようだ。
だからせっせと撫でてやる。
ずっと膝に抱かれなかった猫が、
また膝に抱かれる猫になった。
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ことりのす
at 2020-06-27 13:15
x
ブランちゃん・・・
写真ではしっかりして見えるのに・・・
きっと不安でしょうね・・・
見ているブラン亭さんも辛いと思います・・・
わたしも辛いです
写真ではしっかりして見えるのに・・・
きっと不安でしょうね・・・
見ているブラン亭さんも辛いと思います・・・
わたしも辛いです
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burantei at 2020-06-27 19:39
> ことりのすさん
ご心配いただき恐縮です。
獣医さんはブランの眼を見て「本人はそんなに辛くないんだと思いますよ」とおっしゃいます。
きっとそうなんだろうとカイヌシも思います。
今日は、50センチくらいのところを、ヒョイッと上がりました。
気迫も食欲もブランのまま、まだまだ大丈夫です。
どうぞご安心なさって下さい。
ありがとうございます。
ご心配いただき恐縮です。
獣医さんはブランの眼を見て「本人はそんなに辛くないんだと思いますよ」とおっしゃいます。
きっとそうなんだろうとカイヌシも思います。
今日は、50センチくらいのところを、ヒョイッと上がりました。
気迫も食欲もブランのまま、まだまだ大丈夫です。
どうぞご安心なさって下さい。
ありがとうございます。
by burantei
| 2020-06-24 18:07
| ねこ
|
Comments(2)