2020年 04月 16日
フデリンドウとタツナミソウ
この時期、野を歩く楽しみのひとつが、
こんな小さな紫色の花。
ハルリンドウ?
フデリンドウ?
1本の茎からいくつかの花が咲いてますから、
多分フデリンドウ(筆竜胆 リンドウ科リンドウ属)でしょう。
ハルリンドウは1本の茎に花はひとつだけだそうです。
天気が悪い時は花を閉じてるそうですが、
さて、これは閉じてるんでしょうか?
まだつぼみなんでしょうか?
咲きました!
閉じててもこの螺旋状の模様がきれいですね。
咲きました!
リンドウ科の花は、
個々の花が雄性期から雌性期へ移行するんだそうですが、
フデリンドウは雄性期の後は両性期になり、
雌性期はないそうです。
ということで雌しべも雄しべもしゃんとしてるこの状態が、
多分両性期?
おっさん、
ただノホホンと花を眺めるだけで、
こういうことは苦手なんですがね、
まあ、たまにはちょっとお勉強。
こちらも野道の脇にひっそりと咲く、
小さな紫色の花、
タツナミソウ(立浪草 シソ科タツナミソウ属)。
コバノタツナミ(小葉の立浪)というのかもしれません。
タツナミソウには、
ほかにも、
ヤマタツナミソウ、オカタツナミソウ、シソバタツナミソウetc・・・、
いろんな種類があるそうですが、
おっさんはそんなことを厳密に追求する性格ではないので、
そういうのはお許しを、ムニャムニャ・・・。
横から見ると名前の由来がよく分かりますネ。
実にうまいネーミング。
今はまだツボミですが、
ここは群生が見られる、
おっさんだけの秘密の花園。
って、
べつに秘密にはしてないんですが、
道からちょっと覗き込んだら見えるんですが、
興味のない方は意外と気がつかないようですね。
ま、そりゃそうか。
3つの密を避けてのことでしょう、
今まで老人ばかり(人のことは言えないがネ)が目についたおっさんの散歩コースも、
家族連れやカップルをよく見かけるようになりました。
普段、町にしか行かない人たちが野に出て、
自然と親しむ機会になるのなら、
ある意味「塞翁が馬」かな?とも思う今日この頃、
皆様、どうぞお元気で。
それではまた。
Commented
by
pallet-sorairo at 2020-04-16 21:06
らせん状のフデリンドウ、素晴らしいです!
こんな美しいフデリンドウはじめて見ました。
うっとり(^^ゞ
こんな美しいフデリンドウはじめて見ました。
うっとり(^^ゞ
0
Commented
by
burantei at 2020-04-17 08:36
> pallet-sorairoさん
コメントありがとうございます。
このツボミの美しさには、
私も今年始めて気付きました。
あちこちにある自然の素晴らしい細工・・・、
気付いていない美がまだまだ沢山あるんでしょうね。
コメントありがとうございます。
このツボミの美しさには、
私も今年始めて気付きました。
あちこちにある自然の素晴らしい細工・・・、
気付いていない美がまだまだ沢山あるんでしょうね。
Commented
by
noranekohouse at 2020-04-26 21:58
Commented
by
burantei at 2020-04-27 08:37
> noranekohouseさん
コメントありがとうございます。
撮ったのは北九州市の野道です。
でも特に九州の花というわけではなくて、
タツナミソウは北海道以外に、フデリンドウは全国的に、
どちらもありふれた花のようですよ。
きっとお近くでも見つかるのでは?
コメントありがとうございます。
撮ったのは北九州市の野道です。
でも特に九州の花というわけではなくて、
タツナミソウは北海道以外に、フデリンドウは全国的に、
どちらもありふれた花のようですよ。
きっとお近くでも見つかるのでは?
by burantei
| 2020-04-16 19:17
| 草花・自然
|
Comments(4)