2020年 03月 07日
街のはずれの花
このところ、
野歩きで行き交う人が多くなったような気がします。
みなさん、人ごみを避けて、
町中の散歩を野歩きに変えられたんでしょうね。
学校も休みですから、子ども達もたくさん遊んでます。
親子でツクシ摘みなどの光景も見られます。
いいことだと思います。
突然の一斉休校で、
子どもたちの「心にぽっかり空いた穴を」どうしてくれる?などと、
文句をつけてる新聞もあるようですが、
せっかくの機会です、
この際おおいに自然に触れ自然を楽しむことは、
おとなにとっても子どもにとっても、
ホントの意味でのいい財産になることと思います。
と言うほど、
わたしが自然を知ってるわけじゃありませんが・・・。
ヒマなもんでウロウロしてるだけで・・・。
お金かからないしね・・・。
ということで、
今日は町のはずれの、
ちょっと野の花。
▲ショカツサイ(諸葛菜)アブラナ科ショカツサイ属
あの諸葛孔明が食糧用に広めたから諸葛菜、
だそうです。
牧野富太郎先生はオオアラセイトウ(大紫羅欄花)と命名。
いわゆるハナダイコン。
と書いて、念の為ネットで調べてみると、
ハナダイコンとショカツサイは違う!と書いてるところもあります。
あと、ムラサキハナナ(紫花菜)とも呼ばれるということで、
正確さにこだわればなんだか面倒くさそうですが、
眺める分にはそんなことはどうでもいいですね。
つまり「紫色のきれいな花」です。
▲ムラサキケマン(紫華鬘)ケシ科キケマン属
シロヤブケマン(白藪華鬘)かもしれませんね。
正確さにこだわればなんだか面倒くさそうですが、
眺める分にはそんなことはどうでもいいですね。
って、
あれ?
▲スノーフレーク ヒガンバナ科スノーフレーク属
うつむいた白い花の先に、
緑のポッチンがひとつずつ丁寧について、
自然というのはよくまあ工夫をこらすもんですね。
ヒマだったんでしょうか?(コラコラ)
別名スズランスイセン(鈴蘭水仙)。
子どもの頃スズランって憧れでした。
なんせこちとら九州ですからね、
スズラン、北海道、牧場、サイロ、雪まつり、etc、etc・・・、
嗚呼!
考えたらいまだに行ったことのない遠い国だ。
北海道!デッカイド〜!
って、
古いことはよく知ってるネ。
▲アセビ(馬酔木)ツツジ科アセビ属
ということで、
子どもの頃、山でコレを見つけて、
「もしかしたらこれがスズラン?」って思って、
ちょっとワクワクしたりしてました。
バカな子です。
▲クサイチゴ(草苺)バラ科キイチゴ属
5月頃になると実る赤い実、
子どもの頃の楽しみでした。
って、あれ?
さっきから「子どもの頃」っていうのが続いてますね。
イヤですねぇ〜、
爺さん、もう振り返るしかないんでしょうかねぇ〜。
▲タネツケバナ(種浸け花)アブラナ科タネツケバナ属
上のものは妙に力強いので、
オオバタネツケバナ(大葉種漬花)というのかもしれません。
ひょっとしたらクレソン(和蘭辛子)ですか?
下のものはなんだか景気が悪くて、
ミチタネツケバナ(道種浸け花)というのかもしれません。
詳しいことは分かりません。
シロートには見分けがつきません。
見分けはつきませんが、
どれも親戚のようなもんでしょうからいいでしょう。
え?ダメですか?
▲ネコヤナギ(猫柳)ヤナギ科ヤナギ属
花ではありませんが、
春の訪れを告げてくれる猫柳です。
こんなに並んでいるのは、なんか久しぶりに見た景色。
子どもの頃(マタデタ!)お気に入りの湿地があって、
ツクシがビッシリ生えてて、ネコヤナギが並んでて、
カニを獲って、時々ヘビが出て、
ヘビが出たらヒャア〜ッと一目散に家まで逃げて帰って、
そんな臆病な子が、
長生きして爺さんになって、
こんなブログをやってます。
ということで、
もう、
すぐそこに春です!
なにかと暗くなりがちですが、
春ですよ、
明るくまいりましょう。
▼附録
▲フキノトウ(蕗の薹)キク科フキ属
これは少々薹が立って、
でもまだ食べられる状態。
天ぷらで美味しくいただきました。
by burantei
| 2020-03-07 20:13
| 草花・自然
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