2019年 05月 21日
葉の陰に
本人はいたってがさつなおっさんなんですが、
見かけに似合わず小さなひそかな目立たないものが好きです。
というか、貧乏性ゆえに、
隅っこにばかり眼が行くのかもしれませんが。
葉の下にひっそり隠れているナルコユリ(鳴子百合)。
5月初め頃の撮影なのでまだつぼみ。
「ひっそり」という音がしそう。
こちらはにぎやかなエゴノキ。
こんなに沢山咲かせる必要があるのか?と思うほど。
懸命なんだろうねえ。
生きてる以上は懸命でなきゃねえ。
などと、無駄に怠惰な日々を過ごしている、
役立たずの年寄りがつぶやいてみる。
これはつぼみだった頃。
さくらんぼ。
もみじのプロペラ。
つまりタネ。
もみじのヘリコプターとも呼ばれますね。
旅出つ前の憧れと不安の赤い色。
これはアリドオシ(蟻通し)というそう。
変わった名前の由来には「とげが細くてアリを貫きそうだから」とか、
「とげが多くてアリじゃなきゃ通り抜けられないから」などの説があるそうですが、
どちらもちょっと無理過ぎじゃネ?の感。
「実が翌春まで残るので在通し(ありとおし)」というのが、
もっとも納得できるか?
これはドウダンツツジ。
これとアリドオシは4月の撮影で、
今はもう花は見られません。
サンショウ(山椒)の実
クサイチゴ(草苺)
ひっそりが隠れてるからって、
あんまりむやみに引っくり返すと、
こんなもんまで見つけてしまう。
一見花のようにも見えますがどうもネ・・・。
なんかの虫のタマゴでしょうが、
あまり可愛いのが生まれて来るという気はしませんネ。
by burantei
| 2019-05-21 19:34
| 草花・自然
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